こにちは
トランスミッション警告灯が点灯したソリオが入庫しました。(もう知ってる人にはネタバレした気がします)
走行距離は約3万5千キロで、チェックランプ点灯してからも走行に変化はありません。これね、放っておいてはいけないんです。実は、去年にスズキからバルブボディの延長保証がでている車両の対象になっております。(※この型全てが対象ではありません)
CVTの油圧制御機構(コントロールバルブボディ)において、カーブが連続している登坂路を走行する時のアクセル操作のように、開度変化が大きく且つ、素早いアクセルの開閉を頻繁に繰りかえすような運転を行うと、内部の油圧調整部に摩耗が生じることがあります。摩耗が進行すると、作動油圧が低下し、その場合、CVT内部のベルトが滑らないようにエンジントルクを一時的に制限するため、発進時にアクセルを踏んでもエンジントルクが立ち上がるまでに、遅れが生じることがあります。
と言う事で、この事象が発生した場合、コントロールバルブボディの保証期間を延長して、無償修理をいたします。
【従来の保証期間】
新車を登録した日から
5年間ただし走行距離10万kmまで
↓
【変更後の保証期間】
新車を登録した日から10年間
保証延長される前から、当店はこの作業は結構得意です!今や「バルブボディ吉田」と呼ばれるくらいになっております。
何度見ても美しい。
このバルブボディの中にはアリの巣みたいな狭い油圧通路が、何枚もの層になっております。これまた、こんな仕組みを考えた人は私の次に天才かも知れませんね。次回はバルブボディもばらして写真撮ってみたいです。
ね、吉田100%くん!!