こんばんは本店 江川です。お久しぶりのみどり日記、ネタはあってもなかなか載せれず今日に至りました(苦笑)
タイトルの尾てい骨複雑骨折、ワタスじゃなくて車の事です。
春先にやった作業で後ろ事故は後ろ事故なんですけど、ほとんど下を強打していてこんなタイトルにしてみました。
見た目はねそんなひどくなさそうなんですけど、下から覗くと・・・
はい、はい、はい、ってクロスメンバーまで逝ってるじゃないっすか?!
見てのとおりかなり重傷です。下から突き上げるような今回の損傷。。
名付けて尾てい骨複雑骨折
前置きが長くてすみません。
じゃあ作業風景いってみましょう!!
まずはガソリンタンクを取り外しフロア下のスペースを確保。そしてフロアカット。
今回は後ろから数えて2番目のクロスメンバー上でカット。
ちなみにクロスメンバーとは専門用語で、前後に伸びる左右2本のフレームをサイドメンバー、そのサイドメンバーを左右にクロスするように付いているのがクロスメンバーと言います。クロスメンバーはフロントからリアにかけて何本かで繋がっている為、フロントクロスメンバーとかセカンドメンバーとかいろんな呼び方があります。
この場合はリア第一クロスメンバー、第二クロスメンバーと言いましょうか?!
さくっとカット。 こいつが今回の病巣だ〜(笑) そしてメンバー上のパネルを接合しているスポット溶接をほつっていき剥がしていきます。
続きまして新品のパネル類の内板色を予め塗ります。といってもただ塗るではなく、元のパネルの色に近づけてからの塗装となります。なぜ先塗るの?って 何もせず付けると後で塗るのが大変なので大まかに塗っておけば後が楽チンなんです。もちろん溶接した箇所は後からの塗装となります。
今回メンバー上でカットした目的は作業の効率化と見た目の美しさに尽きます。メンバーの真上ですと下から見て継ぎ目は分かりません。
そしてバンパーなど仮付けで寸法があったら溶接です。左右に一列溶接は意外に面倒&難しく熱歪みを作らないよう少しづつ場所をずらし溶接
溶接が終わると継ぎ目をパテ整形し再度内板色と外板色のグラデーション塗装していきます。これはオリジナルと同じようになるようにです。見て分かると思いますが、継ぎ目はフロアカーペット下に隠れ補修箇所が分かりにくくなります。よく見れば誰でも分かる事なんですが、ここは少しでも綺麗に見せたい、オリジナルと見分けがつかないようにしたいのがワタスのこだわりです。
ようやく座骨神経痛くらいまで治ったのではないでしょうか?チッピング塗装(ブツブツの塗装)も出来る限り再現します。
さてここまでくれば完成したも同然なんですが、リアゲートのちょっとした傷、歪みを鈑金して塗装へ
下回りのチッピング感も程よく出来ました。ハイ!カンセイデス!!もうアクセル、ブレーキ間違えないでね。
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