月別アーカイブ: 2019年2月

ハスラーの中古車が高すぎる件  スズキアリーナ三田

今年2019年は消費税増税が予定されています。

前回は5年前の2014年に5%から8%になりましたね

そのタイミングでデビューし、大人気となったのが「ハスラー」

当時は半年待ちとかでした・・・

まだまだ新型車のイメージでしたが既に5年経過してるんですね。

つまり2回目の車検が訪れる方もいるわけです。

 

今年2回目の車検前にハスラーを乗り換えいただいたお客様がおられました

H26年4月登録のXグレード、オレンジ2トーン 走行43,000km 車検は残り1ケ月・・・

即オークションに出品しの落札結果は83万円(税抜)

新車時車両本体価格は141万円(税込)ですから

5年経過しても新車車両価格の63%もの価格で業者が取引するのです

走行距離も43,000kmですから特に少ないわけでもありません。

これは輸出されるのかなぁ~って思ってましたら

本日オークション会場から名義変更後の車検証が届きました

見ると神奈川県の個人への販売の様です。

 

業者さんは陸送費も入れると930,000円程の原価で仕入れています。

43,000kmの車ですからそれなりに整備もしたはず。

ユーザーさんはおそらく110万円程で購入されたかと思います。(想像ですが)

新車との価格差30万ほど

この30万をどう考えるか?

大きい小さいは人それぞれの判断でしょう

が、今回の中古車の場合車検が4月に切れる事(6万~の出費)

車検と同時にメーカー保証が切れる事

43,000kmなりの使用感がある事・・・を考えると

新車より30万円安く購入しても結局は高い買い物になるのは明らかです。

軽の人気中古車は高いとよく書きますが

車屋の私がビックリしました。

「中古車屋さんは新車の価格を知って売っているのか?」疑問です

くれぐれも中古車購入時には気を付けてくださいね。

狙い目!?イースやウェイク、トコットダイハツ未使用車

今日土曜日は朝からオークションに来ております

オークションは今が一番盛り上がる時期です

中でも軽自動車の取引が活発です。

イコールお客様からしたら「お買い感が無い」のです

で、今日ちょっと気になったのが「軽未使用車」

スズキは数年前に会長が「未使用車無くす!」と宣言して

実際にほとんど無くなりました。

数が少ないので価格は新車と変わらないレベル。

なので、全くお勧めできません。

 

そんな中、最近のオークション出品状況を見ると

「ダイハツの未使用車」がかなり出ています。

軽ナンバーワンを維持するためにかなりの未使用車を作っているようです

特にイースやウェイク、ミラトコットが目立ちます。

例えばたまたま見てたウェイクのGターボSAⅢの1年落ちの未使用車

落札価格は1,385,000円

消費税と落札手数料、リサイクル料を支払って

業者の仕入れ価格が152万程

仮に業者が100,000円利益を取れば乗り出し価格162万円

※マットやバイザーナビは無しでの価格

新車価格を調べてみますとGターボSAⅢが1,674,000円(税込)

新車は諸費用が要りますが値引きも考えると10万円も差は出ません。

という訳で未使用車が比較的多いダイハツ車もこの時期は新車がお勧めです。

お客さんを見て仕事できていますか?   はげ通信日記

レオパレス21の手抜き工事ニュース見ましたが・・・

酷いですね

なぜあんな手抜き工事をしたのでしょう?

「安く抑えて儲けるため」ってのが主な理由と思います

TVのニュースでは「3月決算に間に合わすため急いだ」

なんて話もしてました

じゃあなぜ決算に間に合わせるのでしょう?

当たり前ですが決算を良く見せたいからでしょう

じゃあなぜ決算を良く見せたいのでしょう?

っていうと「株価の為、株主の為」なんでしょう

つまり「お客様を向いて仕事をしている」のではなく

「株主を向いて仕事をしている」わけです

レオパレスに住まれていた方、オーナーさんは気の毒としか言いよう無いです

 

2009年3月以降上場企業では「四半期決算」を出さなければならないようで

経営者は3か月毎に利益を出し続けなければならないわけです

それによって株価が上下するんです

僕なら「長期的な投資とか人材育成とかやってらんねぇー」ってなりますね (笑)

例えば

社内の人間関係が良くないといい仕事ってできないと思います

そういう意味で社内の食事会や社員旅行って大事だと思います

でも株主からすると

「そんなもんいらねぇーーー!利益出せー!」

ってなるんでしょう。知らんけど・・・

手っ取り早く利益を出すためにコストカット、首切りなんてこともあるでしょう。知らんけど・・・

上場したら構造上仕方ないのかもしれませんね。

※最近トランプさんが四半期決算廃止を訴えているそうです

 

対して我々のような中小企業は四半期決算で利益出す必要も無ければ

決算が赤字でも銀行でお金を借りにくくなる程度です(それはそれでマズいけど)

株主の顔色を伺って仕事をするのではなく、お客様を見て仕事ができるわけです。

 

そう言う点において我々中小は

会社に「社長の思いを反映できる!」ってのは強みだと思います。

大企業で「はげ通信」とか絶対できませんからね(笑)

 

以上車とは全く関係のない話でした

今年2019年は中古車がお買い得かもしれない!?    はげ通信日記

さて昨日の冒頭に書きましたが、

「今年の中古車相場安い気がする」って話

気になったので調べてみますと

こちら業者オークションにおける2016年から2019年の平均落札価格

左上辺の黄色で囲んだ部分が2019年です。

現在2019年2月18日ですが明らかに過去3年を下回っています。

肌感覚で出品車の売れる価格が「なんか安いなぁ~」って思ってたのですが

やっぱそうなんでしょう。

あ、ついでに上のグラフの線の動き毎年ほぼ同じ動きでしょ?

2月前半にピークを迎え3月末から4月にかけてどん底・・・

だから私「車の売却は1月から2月中には!!」って言うのです

 

話それましたが今年の落札平均価格安いですねぇー

様々な理由が絡んでますからテレビに出てきて株価下落の説明をする〇✕銀行チーフエコノミストみたいに「何々が理由です!」なんて言いきれませんが

1つには輸出相場が関係していると思います。

昨年の今頃はスリランカ向けに新車価格を上回ったりする事も多かったのですが、当日記でも書いたように終わってしまいました。

その他パキスタン向けにミライースやアルトが高騰しておりましたが、それも今年はありません・・・

私達車屋からしたら残念な話です

が、中古車を検討する方にとってはいいニュースですね。

 

という訳で日頃「中古車は損!!新車との価格差を考えて!!」

と書いている私ですが、久々に中古車仕入れてきましたよ♪

アルトLグレードの1年半落ちを2台、走行3千~6千程。

現在手お入れ中ですが、新車と比べていただいてもお買い得感を感じられると思います。

また詳細アップしますね

安い中古車には理由がある!?   はげ通信日記

例年オークションの相場がピークを迎えるこの時期ですが・・・

今年そんなに高くない気がします

特に高額車ほど相場が低いような・・・ 景気悪いのかな?

 

さて、お客様とお話しをする中で

中古車に関する勘違いの1つに

「大手の方が仕入れが安いでしょ?」

ってのがあります。

まぁ私個人のイメージですが
家電であれば「街の電気屋さん」より「ヤマダ電機やケーズデンキ」のほうが安い気がします。

売れている数が多い!イコール大量仕入れで安い!
ってイメージ、スケールメリットですね

で、おそらく実際にそうだと思います

では中古車はどうか?

実は中古車って基本的には大手も中小も仕入れは変わらないのです。

なぜか?
現在日本の中古車のほとんどがオートオークションを経由して売買されます。

で、オークションっていうのはセリですから大手も中小も同じ条件の元セリが行われます

まぁ落札にかかる手数料が数千円安かったりはありますが・・・基本的には同じです。

ですから

在庫10,000台!従業員数800人!  ってお店も

在庫10台! 従業員15人!  って整備工場も

仕入価格は同じなんですね

ちょっと意外じゃないですか??

なので、中古車って価格での差別化が難しいのですよ。

安い中古車には安いなりの理由があるわけです

事故車だとか、納車整備をケチるとか・・・

 

でも在庫1,000台!とか販売台数日本一!

とか謳っている中古車屋さんって安いイメージありますよね?

たくさん売るから薄利多売で奉仕するのでしょうか?

普通に考えて、広い敷地に立派な設備、たくさんの従業員、TVCMを含めた莫大な広告宣伝費、 そして在庫リスク(これが意外と怖い)

薄利多売ではやっていけません

おそらく我々のような小規模店よりも1台当たりの利益を確保しなければ成り立たないと思います。

ではなぜ安いのでしょう?

 

答えは「安いのではなく、安く見せている」ですね。

決して強引な販売は致しません スズキアリーナ三田

今朝スズキのブロック長(地域をまとめる偉いさん)にお越しいただきました。

「2月3月決算期売ってください!!」と言う激励で来られたのですが、色々お話しする中で

とあるお店の販売方法の話を聞きました。

そこは最近できた超大きなお店です(北神三田近辺ではないのでご安心を)

どの様な売り方かと言うと・・・

「契約するまで帰しません!!」

ってやり方です。

もちろん露骨に「帰しません!」とは言いませんが

なかなか帰してくれないわけです

まぁ気の強い人なら「今は決めれません!」ときっぱり帰るでしょう

が、僕の様に気が弱いと断り切れずズルズルと行くのでしょう

で、強引に契約を取ったあと

必ず手付金をとります!

キャンセルを防ぐためのマニュアルでしょう

これは1営業マンが勝手にやっている事ではありません(ふつうに出来ませんよね?)

大きな会社が組織としてマニュアルとしてそういう販売をするのでしょう

つまりその会社の経営者が「そういう売り方でいい」と思っているからできるのです。

ちょと「えっ?」って思いますよね

で、強引に契約を迫られて不本意な契約をした方が

「キャンセルできるならキャンセルしたい・・・」

といった話を他の販売店の営業マンに相談したりでこういった話が私の耳にも入るのです。

 

私どもみどりモータースではお客様に納得いただいた上でご契約いただきます

当たり前ですね

だから手付金とか一切取っていません。

訳あってキャンセルせざるを得ない状況ならキャンセルも受け付けます。

実際昨日もキャンセルがありました 涙

登録前である事と事情が事情なのでキャンセル料等はいただいておりません

 

おそらく多くの車屋さんが弊社と同じスタンスかと思います

強引な契約を迫るお店は気を付けてくださいね。

2019オートメッセはジムニー&シエラ祭でした

今日は大阪オートメッセに行ってきました

モーターショーとは違って改造車がズラッと並ぶので車好きには見てて飽きないイベントです

今回はジムニーが多い!!!

とにかくジムニー何台あるねん!!

ってくらいジムニー出まくりです

車高上げたりホイールタイヤを変えたりと

ベンツゲレンデとシエラのツーショットもありました(左がシエラね)

スズキブースでは待望のシエラピックアップバージョンも・・・

これ出て欲しいですね。

はい、今2月は車屋さんにとって超繁忙期なんです・・・

が、決算が終わった4月以降例年めっちゃ暇になるんですよ。

なので今年は暇になったらジムニー弄ろうと計画中です

スペーシアカスタムは中古車で買ってはいけない車!!  スズキアリーナ三田

年明けから業者オートオークションに弊社で使用した試乗車を出品しております。

1年以上試乗車で使用した車、走行距離も100kmレベルです

1年落ちの新古車って感じですね。

 

本日1月末に出品しましたスペーシアカスタムの名義変更後完了のFAXが届きました。

新車に近い価格で落札されたので

「おそらく輸出されるのだろう」と思っておりましたら

落札店は某全国展開されている大きなモーターでした。

って事は輸出ではなく商品として店頭に並ぶのでしょう。

 

スペーシアカスタムXSのパールホワイト、新車価格は税込み171万円程

落札店は159万程で仕入れています。それに陸送費もかかります。

そうすると、平成29年12月登録の1年2ケ月経過した中古車を160万円程で仕入れたわけです。

新車価格171万円の車ですから

10万円程利益を乗せれば新車と変わらん値段になるわけですよ。

新車は値引きもありますしねぇ・・・

って考えるとこのスペーシアカスタムを販売する時は

店頭プライスを仕入値段以下にして

訳のわからん諸費用をテンコ盛りにして

新車の値段を隠して売る

ようはお客さんを騙して売らなければ売れないでしょうね。

あ、ちなみに1年落ちのN-BOXも某全国展開する中古車屋さんが落札していましたよ (笑)