そうなんです、保安基準が少し変わったんですよ。

は、何が？

いやだからハミタイに関する保安基準が。

SO、僕たち整備士からすると、タイヤのはみ出しはとても重要な問題だったんです。
クルマの車体からタイヤがはみ出している状態では、不正な改造として車検の対象外となっていました。

6月22日より一部が解禁されることになりました。

これまでは、クルマのハンドルを直進方向にした際、タイヤ中心部から前方30度、後方50度の範囲において、タイヤやホイール、ホイールナット、センターキャップなどの回転部分が、直上にある車体よりひとつでも突出した場合、違法とされていました。

極端になりましたが違法改造車の例です。（実車と変わらない程のクオリティーで制作されたプラモデルですが、いったい誰が作ったんでしょうねぇ）

こちらは車検適合のノーマルタイヤ装着例です。

今回改正された内容は、ハンドルを直進方向にした際、タイヤ中心部から前方30度、後方50度の範囲において、10mm未満であれば、はみ出しても許可されるようになりました。タイヤのリブ（編集部注：タイヤの側面に設置された厚いゴムの突起）も改正により、突出部分と見なされなくなりました。

画像をパクッてくるとしたらこんな感じです。

タイヤやホイールを、幅広に交換する理由はそれぞれありますよね。グリップや走行性能のアップ、ドレスアップやおしゃれ感アップで、みなさん自分好みにしてます。

確かに太いタイヤを履くとグリップは良くなりますが、普通に公道を走るだけならノーマルで十分！！

結局は安全のため、タイヤやホイールのインチアップは程ほどにって事が言いたいんです！以上！